本当の課題は何?全ての人に必要な課題解決力
- 一成 大西
- 2024年3月7日
- 読了時間: 3分
ビジネスシーンでは、日々様々な課題が出てきます。その都度解決をしているものだと思いますが、表面的な課題に対処するだけでは不十分です。根本的な課題に目を向け、その解決を図ることが、本当の課題解決の鍵となります。特に20代の若手サラリーマンにとって、この課題解決力は、キャリア形成の上で極めて重要です。では、課題解決力を高めるにはどうすればいいのでしょうか。この記事では、その方法を具体的に掘り下げていきます。
1. 課題の根本を見極める
課題解決の第一歩は、その根本原因を見極めることです。多くの場合、表面的な問題は氷山の一角に過ぎず、本当の課題はもっと深いところにあります。例えば、「営業として売れない」という課題があったとして課題解決力がない人は「ロープレをしよう!!」となるでしょう。しかし、ここで課題解決力がある人だと「何が問題なのか」を考えます。

上記のように「提案がずれている」そしてその要因がヒアリング不足だと分かった時に初めて「ロープレをしよう!!」となるわけです。
売れない理由がフォロー不足なのであれば、いくらロープレをしても課題解決はできないですよね。
2. 根本原因に対する解決策を考える
根本原因が特定できたら、次はその解決策を考えます。解決策を考える際は、一つの解決策に固執するのではなく、複数の解決方法を出してみましょう。例えば先ほどの「ヒアリング不足で提案がずれている」のであればヒアリング項目を整理したりスクリプトを作成したりするというのも試してみましょう。

また、解決策を考える際には、上司や同僚、先輩の意見を積極的に取り入れることで、より幅広い視野からアイデアを得ることができます。
3. 実行と評価
計画に基づき、解決策を実行に移します。
先ほどの例だと、「ヒアリング項目を整理してスクリプトを作成したらロープレを行う」になります。
そこで上司や先輩からフィードバックをもらい修正していきましょう。何がうまくいったのか、何がうまくいかなかったのかを分析します。このフィードバックは、次回の課題解決に向けての貴重な学びとなります。
実際にお客様先で試してみるのもありです。ビジネスでは行動をし続けて改善することを常に行いましょう!
結論
課題解決力は、20代のサラリーマンにとって、キャリアを左右する重要なスキルです。表面的な課題ではなく、その根本から解決することで、より大きな成長と成果を実現することができます。このプロセスを通じて、あなたは自己の能力を向上させるだけでなく、組織全体の価値を高めることにも貢献できるでしょう。課題解決は決して簡単な作業ではありませんが、この能力を身につけたとき、あなたのキャリアは大きく前進するはずです。
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