年収が上がる人と上がらない人の決定的な3つの違い
- 一成 大西
- 2024年5月6日
- 読了時間: 4分
年収の差が生じる理由は、単に職業や業界の違いだけではありません。
もちろん業界や職種によって大きく違う部分はありますが、それは業界特性によって変えられない部分も多くあります。
今回の記事では、ある程度自分でコントロールができる部分について解説いたします。
実際には、個々人の行動パターンや思考方式、戦略的なキャリアの構築が大きな役割を果たしています。この記事では、具体的な行動や習慣がどのように年収の増減に影響を与えるかを深堀りし、成功する人々の特徴と、その行動を模倣する方法について探ります。
前提:サラリーマンの年収の仕組み
これはあくまで自論ですが、サラリーマンの年収は以下の構成だと思っています。
年収=「勤務時間給」+「成果給」

「成果」という要素に焦点を当てることで、サラリーマンとしての年収を意図的に上げることが可能になります。
多くの人は、「勤務時間」で学んでいるので、会社が作った仕組みの中でしか成果を出せません。定時で働き、残業があればそれに応じた報酬が支払われます。
しかし、この「勤務時間」に依存していると、年収を大幅に上げることは難しいでしょう。
そこで重要なのが「成果」の部分です。
成果とは、営業成績やプロジェクトの成功、目標達成の度合いのことを言い、わかりやすくいうと「営業成績で100%を超えた」「目標数値を大幅に達成した」などの達成率です。
インセンティブやボーナスといった形で還元されるような企業も多いでしょう。
この「成果」を出すためには、効率的に仕事を進めたり、営業成績を上げるなどの自分自身のスキルアップが求められます。
決定的な違い①:学びとアウトプットの違い
多くの人が「仕事を通じて学ぶ」ことに重点を置きますが、年収が実際に上がる人は「学んだことを仕事にどう活かすか」を常に考えています。
彼らは新しい知識を仕事のプロジェクトやタスクに応用し、その成果を明確に示すことで、上司や同僚からの評価を得ています。
ここで忘れてはいけないのが、「アウトプットにこそ価値がある」という考え方です。
インプットは学校と同じであなた自身の価値には直結しません。アウトプットしないことも同じです。
このアクティブなアウトプットが、彼らのスキルと価値を周囲に示し、昇給や昇進を実現しています。

決定的な違い②:継続的な学び
年収を上げている人の多くは、「情報の収集」と「スキルの習得」を日常的な習慣として行なっています。
彼らは最新の業界動向を追いかけ、関連する技術や方法論を学び続けることで、
常に自分自身を市場で競争力のある状態に保っています。
この継続的な学びは、彼らが新しい機会を捉え、キャリアを通じて絶えず成長し続ける基盤となります。
興味深いことに、日本人の1日の中で学習に費やす平均時間はわずか13分とされています。
言ってしまえばあなたの上司や同僚は1日13分しか勉強していないのです。
社会人の半数以上がほとんど勉強していないとされ、これは国際的に見ても非常に低い水準です。
反対に、少しでも自己投資をして学習に励むことが他人と差をつける大きなチャンスとなります。
少ない時間を効果的に使い、スキルや知識を身につけることが、個人の市場価値を高める鍵となるでしょう。
決定的な違い③:パーソナルブランディング
パーソナルブランディングとは、特定の専門性や魅力を通じて「他の人ではなく、あなた」と選ばれることを目指す戦略です。
例 「営業部の課題を解決するには〇〇さんだ!」
例 「データ分析は〇〇さんにお願いしよう」
というように、自分の強みを社内外の人に認識をしてもらうことを目標にします。
そうすると必然的に社内外からの相談事が増えてきます。
具体的なアクションとしては、
①自己分析を行い、どこが強みなのかをはっきりさせる(ヒアリング力・提案力 など)
②その強みをどうやって発信するのかを決める(会議で積極的に発言をする など)
③失敗してもめげずに発信を続ける
上記3つが重要なポイントになります。
年収が上がる人は自分の価値を明確に表現し、専門知識や経験を前面に出すことで、社内やクライアントからの信頼を得ています。
これらの人脈は、キャリアアップの際に推薦や情報提供といった形で大きな助けとなり、
結果として収入増につながります。
まとめ
年収を上げるためには、ただ努力するだけでなく、具体的な行動と戦略をとる必要があります。
決定的な違い①:学びとアウトプットの違い
決定的な違い②:継続的な学び
決定的な違い③:パーソナルブランディング
上記をすごく簡単にいうと、
「業務時間外で学び、それを仕事に活かしながら強みを発信していく」
ということになります。
強みをどう発信していくのかは今後の記事で説明しますが、まずゴールとして「学んだことを仕事で活かす」というマインドセットに持っていきましょう!
それらを継続することで、年収の増加が見込めるようになるでしょう!!
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